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ゼロ年代のドラムンベースを振り返る! DNB.B ドラムンベース・ブログ [Drum & Bass Blog]

2009年〜2011年までの海外ドラムンベース情報をお届けしていたブログです。

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ゼロ年代のドラムンベースを振り返る!

http://www.kmag.co.uk/editorial/features/the-essential-dnb-tracks-of-the-00s

というわけでいよいよ今年も残すところあと僅か。そして、ゼロ年代も終わりということで、Knowledgeがこの10年を振り返る20曲を選びました!詳しくは以下の通り。

たったの20曲というのは無謀と断りながらも、Knowledgeならではの選曲となっています。他でこんな特集が組まれることはまずないかと思いますので、詳しくみていきましょう。ランキング形式になっていますが、年代順に並び替え、いろいろと補足させていただきました。かなり長いですが、最後までお付き合いください!

Dom & Roland – Can't Punish Me (1999)



まずはこちらのDom & Rolandの'Can't Punish Me'。ゼロ年代といいながら、いきなり99年リリースの曲かよ!って感じですが、2000年初頭に起こるサウンド革命の兆しが感じられる重要な1曲です。

Ram Trilogy - Titan (2000)



本題のゼロ年代を振り返りましょう。まずはRam Recordsの創設者であるANDY Cと、ANT MILES、そして古くから2人の友人だったShimonの3人によるRam Trilogyの歴史的な名曲。疾走感を高め、攻撃的なサウンドへの変化は、まるでゼロ年代の幕開けを告げているかのようです。

Konflict – Messiah (2000)



一方で、Konflictはよりダークで、ミニマルなサウンドの探求を推し進めました。このMessiahはそんなスタイルをまさに象徴した1曲です。

Kosheen – Hide U (2000)



また、2000年代初頭を語る上で、重要なのが女性ヴォーカルものです。

Kosheenは、初期のドラムンベースシーンに貢献したアーティストのひとりであるSubstanceと、SubstanceのレーベルBreakbeat Cultureスタート後に活動を共にするDecoder、そして女性ボーカルのSian Evansが加わったグループです。

この'Hide U'はもともとヴォーカルのないバージョンがアンダーグランドで支持されましたが、Sian Evansの詩と唄が入ることで人気を博しました。

Uncut – Midnight (2001)



というわけでこの時代を反映した女性ヴォーカルものがいくつかあげられています。

Un-cutはFuture CutというTunde BabalolaとDarren LewisからなるデュオにJenna Gが参加したトリオで、Future Cut時代に既にJenna Gをフィーチャーしていました。(MetalheadzからリリースされたObsessionなど。)Un-cutになってからのファーストがこの'Midnight'です。

Shy FX & T Power - Shake Ur Body (2001)



続いてDiがフィーチャーされた'Shake Ur Body'。多くの女性ヴォーカルものがリリースされた中で、最も有名な1曲です。UKシングルチャートでトップ10入りし、15万枚の大ヒットとなりました。

DJ Zinc – Casino Royale (2001)



女性ヴォーカルものが支持される中、一方でこうしたラテン調の曲がリリースされます。

この'Casino Royale'以降、DJ Marky、Patife、XRSに代表されるブラジル出身のアーティストが注目されるようになりました。Markyもこの曲に影響を受けたようですね!

DJ Marky & XRS – LK (2001)



というわけで、DJ MarkyとXRSによる大ヒット曲'LK'です。Jorge Ben & Toquinhoの'Carolina Carol Bela'をサンプリングしStamina MCをフィーチャーしたこの曲は、ブラジル・サウンドを見事に持ち込みました。

John B – Up All Night (2001)



さらに、2000年初頭に起きたことは、サンプリングの進化だと思います。

Metalheadzからリリースされ、John Bを一躍有名にしたこの曲は一部で'trance and bass'とも呼ばれました。ピッチをあげたボーカルと、90年代初期レイヴのピアノリフが見事にミックスされた1曲です。

Shimon & Andy C - Body Rock (2001)



'Titan'から1年後の到達点ということで、やはりこの頃大きな変化が起きていたことが伺えます。変則的なビートが、これまでのサウンドを一変させた記念碑的な1曲。革新的でありながら、多くのリスナーを魅了しました。

Bad Company - Planet Dust (2001)



一方で、正統派のサウンドを追及することが単純に答えではないという標榜的な1曲がこちら。恐ろしく安っぽく、荒いにも関わらず一度聴いたら忘れられません。ディズニーの79年の映画「The Black Hole」のIt Feels Like A Thousand Eyes Are Watching Usというセリフがサンプリングされています。

High Contrast - Return Of Forever (2002)



ビッグイヤーだった2001年には遅れたものの、さらなる進化を感じさせた1曲。リキッドなベースラインと、オーケストラのように調和のとれたサウンドは、まだまだこの音楽に可能性があることを提示しました。今年リリースされたHigh Contrastのベストアルバム"Confidential"にも収録されています。

こうしてみてくると2000年初頭に起こったことは、女性ヴォーカルやブラジリアン・サウンドによるリスナーの開拓と、サンプリングの進化によるサウンド革命と多様化といえるのではないかと思います。

Dillinja - Twist 'Em Out (2002)



先は長いのでどんどんいきましょう。この曲は今ではハリウッドで活躍するロンドン出身のコメディアン、サシャ・バロン・コーエンのキャラクターであるアリ・Gから着想したとのことです。イギリスでは社会現象を巻き起こしたアリ・Gの歴史に、刻まれるであろう1曲とのことで、残念ながら日本人の我々にはピンときませんが、制作方法も含めて、面白い1曲ですね。

Pendulum – Vault (2003)



さて、2003年に入りやや勢いが鈍った感がある中、この曲が出ました!Doc Scottの31recordsからリリースされ、Pendulumの名を世に知らしめた1曲です。Chase & Status以上にコアなドラムンベース・ヘッズから叩かれるPendulumですが、この曲からはじまったということを忘れてはいけないですね!

TeeBee & Calyx – Follow the Leader (2004)



今ではアルバム"Anatomy"もリリースしており、TeeBeeとCalyxの共作は珍しくありませんが、この曲はそうしたデュオ同士、グループ同士のよる共作のはしりとのことです。以降、このようなコラボが増えていくきっかけにもなりました。

というわけで、2004年以降はDJスタイルや曲のプロデュースが多様化し、サンプリングはさらなる進化を遂げます。そんな成熟したシーンで、全てが出尽くした感のあるなか、以下は、ゼロ年代だけでなく、今後を代表するアーティスト達ということでまとめたいと思います。

Calibre featuring Singing Fats – Drop It Down (2004)



まずは、先日、来日時の素晴らしいDJも記憶に新しいCalibre。この'Drop It Down'は、そんなCalibreのスタイルを象徴する曲です。ゆったりとしたビートと、可能な限り絞られた音数でここまでハメることができるのはまさに職人技。MC Fatsの歌声とのコンビネーションも完璧ですね。

dBridge & Vegas - True Romance (2004)



自身のレーベルExit Recordsも順調なdBridge。この曲は、Bad Company解消後のVegasとのコラボチューンで、ミニマルな曲調に、軽めのドラムが規則正しく打ち込まれ、かと思うと歪んだベースラインが入るという奥の深い1曲です。

Noisia - The Tide (2005)



Konflictが推し進めていたような、ダークで、ミニマルなサウンドの正当な承継者であるNoisia。この曲はNoisiaの代表曲であり、そのサウンドを象徴しています。

Sub Focus – Airplane (2006)



ついにデビュー・アルバムもリリースしたRam Recordsの次世代アーティストSub Focus。この曲はAndy Cの"Nightlife: 3"に先行して収録されたキラーチューンで、夏らしい曲としてかならずあげられる1曲です。


Commix - Be True (2007)



今やMetalheadzを代表するデュオのCommix。この曲は、2007年にリリースされたファースト・アルバム"Call To Mind"にも収録されていますが、先行したシングルリリース時からかなり話題になりました。ちょうどJ Dillaが亡くなった頃で、J Dillaのような荒削りなサウンドを目指して創ったということですが、実際はものすごく荘厳な曲になっています。

Chase & Status - Hurt You (2007)



最後はChase & Statusです。間違いなくメインストリームにおいて、ゼロ年代に最も成功したアーティストですね。この'Hurt You'は、そんな彼らを象徴する1曲です。セルアウトしたと度々、批判される彼らですが、ドラムンベースの可能性を広げ、リスナーを増やし、またビジネスとしても成り立つチャンスがあることを証明しました。ゼロ年代にシーンに最も貢献したアーティストでもあるんじゃないでしょうか。

というわけで、最後のほうはやや強引なまとめとなりましたが、長文、最後までお付き合い頂きありがとうございました。Knowledgeも断っているように、やはり20曲でというのは難しく、特に2004年以降はさみしい選曲でしたね。ただ、こうしてまとめると次の10年もとても楽しみです。これからも素晴らしいサウンドに出会えることに期待しましょう!

今回で今年の更新は最後となります。来年も引き続き、このボリュームをキープしていきたいと思っていますが、どうしても更新頻度がにぶるので、どういう方法がいいのか検討していきたいと思います。それでは、よいお年をお迎えください!


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[ 2009/12/30 04:10 ] Drum & Bass | TB(0) | CM(1)
いやー、堪能したした。
とってもよい特集でした。

個人的にはdBridge&Vegas”True Romance”が心に残る。
何度この曲に発狂させられたことか…。
[ 2009/12/31 17:09 ] [ 編集 ]
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