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DNB.B ドラムンベース・ブログ [Drum & Bass Blog]

2009年〜2011年までの海外ドラムンベース情報をお届けしていたブログです。

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ゼロ年代のドラムンベースを振り返る!

http://www.kmag.co.uk/editorial/features/the-essential-dnb-tracks-of-the-00s

というわけでいよいよ今年も残すところあと僅か。そして、ゼロ年代も終わりということで、Knowledgeがこの10年を振り返る20曲を選びました!詳しくは以下の通り。

たったの20曲というのは無謀と断りながらも、Knowledgeならではの選曲となっています。他でこんな特集が組まれることはまずないかと思いますので、詳しくみていきましょう。ランキング形式になっていますが、年代順に並び替え、いろいろと補足させていただきました。かなり長いですが、最後までお付き合いください!

Dom & Roland – Can't Punish Me (1999)



まずはこちらのDom & Rolandの'Can't Punish Me'。ゼロ年代といいながら、いきなり99年リリースの曲かよ!って感じですが、2000年初頭に起こるサウンド革命の兆しが感じられる重要な1曲です。

Ram Trilogy - Titan (2000)



本題のゼロ年代を振り返りましょう。まずはRam Recordsの創設者であるANDY Cと、ANT MILES、そして古くから2人の友人だったShimonの3人によるRam Trilogyの歴史的な名曲。疾走感を高め、攻撃的なサウンドへの変化は、まるでゼロ年代の幕開けを告げているかのようです。

Konflict – Messiah (2000)



一方で、Konflictはよりダークで、ミニマルなサウンドの探求を推し進めました。このMessiahはそんなスタイルをまさに象徴した1曲です。

Kosheen – Hide U (2000)



また、2000年代初頭を語る上で、重要なのが女性ヴォーカルものです。

Kosheenは、初期のドラムンベースシーンに貢献したアーティストのひとりであるSubstanceと、SubstanceのレーベルBreakbeat Cultureスタート後に活動を共にするDecoder、そして女性ボーカルのSian Evansが加わったグループです。

この'Hide U'はもともとヴォーカルのないバージョンがアンダーグランドで支持されましたが、Sian Evansの詩と唄が入ることで人気を博しました。

Uncut – Midnight (2001)



というわけでこの時代を反映した女性ヴォーカルものがいくつかあげられています。

Un-cutはFuture CutというTunde BabalolaとDarren LewisからなるデュオにJenna Gが参加したトリオで、Future Cut時代に既にJenna Gをフィーチャーしていました。(MetalheadzからリリースされたObsessionなど。)Un-cutになってからのファーストがこの'Midnight'です。

Shy FX & T Power - Shake Ur Body (2001)



続いてDiがフィーチャーされた'Shake Ur Body'。多くの女性ヴォーカルものがリリースされた中で、最も有名な1曲です。UKシングルチャートでトップ10入りし、15万枚の大ヒットとなりました。

DJ Zinc – Casino Royale (2001)



女性ヴォーカルものが支持される中、一方でこうしたラテン調の曲がリリースされます。

この'Casino Royale'以降、DJ Marky、Patife、XRSに代表されるブラジル出身のアーティストが注目されるようになりました。Markyもこの曲に影響を受けたようですね!

DJ Marky & XRS – LK (2001)



というわけで、DJ MarkyとXRSによる大ヒット曲'LK'です。Jorge Ben & Toquinhoの'Carolina Carol Bela'をサンプリングしStamina MCをフィーチャーしたこの曲は、ブラジル・サウンドを見事に持ち込みました。

John B – Up All Night (2001)



さらに、2000年初頭に起きたことは、サンプリングの進化だと思います。

Metalheadzからリリースされ、John Bを一躍有名にしたこの曲は一部で'trance and bass'とも呼ばれました。ピッチをあげたボーカルと、90年代初期レイヴのピアノリフが見事にミックスされた1曲です。

Shimon & Andy C - Body Rock (2001)



'Titan'から1年後の到達点ということで、やはりこの頃大きな変化が起きていたことが伺えます。変則的なビートが、これまでのサウンドを一変させた記念碑的な1曲。革新的でありながら、多くのリスナーを魅了しました。

Bad Company - Planet Dust (2001)



一方で、正統派のサウンドを追及することが単純に答えではないという標榜的な1曲がこちら。恐ろしく安っぽく、荒いにも関わらず一度聴いたら忘れられません。ディズニーの79年の映画「The Black Hole」のIt Feels Like A Thousand Eyes Are Watching Usというセリフがサンプリングされています。

High Contrast - Return Of Forever (2002)



ビッグイヤーだった2001年には遅れたものの、さらなる進化を感じさせた1曲。リキッドなベースラインと、オーケストラのように調和のとれたサウンドは、まだまだこの音楽に可能性があることを提示しました。今年リリースされたHigh Contrastのベストアルバム"Confidential"にも収録されています。

こうしてみてくると2000年初頭に起こったことは、女性ヴォーカルやブラジリアン・サウンドによるリスナーの開拓と、サンプリングの進化によるサウンド革命と多様化といえるのではないかと思います。

Dillinja - Twist 'Em Out (2002)



先は長いのでどんどんいきましょう。この曲は今ではハリウッドで活躍するロンドン出身のコメディアン、サシャ・バロン・コーエンのキャラクターであるアリ・Gから着想したとのことです。イギリスでは社会現象を巻き起こしたアリ・Gの歴史に、刻まれるであろう1曲とのことで、残念ながら日本人の我々にはピンときませんが、制作方法も含めて、面白い1曲ですね。

Pendulum – Vault (2003)



さて、2003年に入りやや勢いが鈍った感がある中、この曲が出ました!Doc Scottの31recordsからリリースされ、Pendulumの名を世に知らしめた1曲です。Chase & Status以上にコアなドラムンベース・ヘッズから叩かれるPendulumですが、この曲からはじまったということを忘れてはいけないですね!

TeeBee & Calyx – Follow the Leader (2004)



今ではアルバム"Anatomy"もリリースしており、TeeBeeとCalyxの共作は珍しくありませんが、この曲はそうしたデュオ同士、グループ同士のよる共作のはしりとのことです。以降、このようなコラボが増えていくきっかけにもなりました。

というわけで、2004年以降はDJスタイルや曲のプロデュースが多様化し、サンプリングはさらなる進化を遂げます。そんな成熟したシーンで、全てが出尽くした感のあるなか、以下は、ゼロ年代だけでなく、今後を代表するアーティスト達ということでまとめたいと思います。

Calibre featuring Singing Fats – Drop It Down (2004)



まずは、先日、来日時の素晴らしいDJも記憶に新しいCalibre。この'Drop It Down'は、そんなCalibreのスタイルを象徴する曲です。ゆったりとしたビートと、可能な限り絞られた音数でここまでハメることができるのはまさに職人技。MC Fatsの歌声とのコンビネーションも完璧ですね。

dBridge & Vegas - True Romance (2004)



自身のレーベルExit Recordsも順調なdBridge。この曲は、Bad Company解消後のVegasとのコラボチューンで、ミニマルな曲調に、軽めのドラムが規則正しく打ち込まれ、かと思うと歪んだベースラインが入るという奥の深い1曲です。

Noisia - The Tide (2005)



Konflictが推し進めていたような、ダークで、ミニマルなサウンドの正当な承継者であるNoisia。この曲はNoisiaの代表曲であり、そのサウンドを象徴しています。

Sub Focus – Airplane (2006)



ついにデビュー・アルバムもリリースしたRam Recordsの次世代アーティストSub Focus。この曲はAndy Cの"Nightlife: 3"に先行して収録されたキラーチューンで、夏らしい曲としてかならずあげられる1曲です。


Commix - Be True (2007)



今やMetalheadzを代表するデュオのCommix。この曲は、2007年にリリースされたファースト・アルバム"Call To Mind"にも収録されていますが、先行したシングルリリース時からかなり話題になりました。ちょうどJ Dillaが亡くなった頃で、J Dillaのような荒削りなサウンドを目指して創ったということですが、実際はものすごく荘厳な曲になっています。

Chase & Status - Hurt You (2007)



最後はChase & Statusです。間違いなくメインストリームにおいて、ゼロ年代に最も成功したアーティストですね。この'Hurt You'は、そんな彼らを象徴する1曲です。セルアウトしたと度々、批判される彼らですが、ドラムンベースの可能性を広げ、リスナーを増やし、またビジネスとしても成り立つチャンスがあることを証明しました。ゼロ年代にシーンに最も貢献したアーティストでもあるんじゃないでしょうか。

というわけで、最後のほうはやや強引なまとめとなりましたが、長文、最後までお付き合い頂きありがとうございました。Knowledgeも断っているように、やはり20曲でというのは難しく、特に2004年以降はさみしい選曲でしたね。ただ、こうしてまとめると次の10年もとても楽しみです。これからも素晴らしいサウンドに出会えることに期待しましょう!

今回で今年の更新は最後となります。来年も引き続き、このボリュームをキープしていきたいと思っていますが、どうしても更新頻度がにぶるので、どういう方法がいいのか検討していきたいと思います。それでは、よいお年をお迎えください!


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[ 2009/12/30 04:10 ] Drum & Bass | TB(0) | CM(1)

Sabreのデュー・アルバム"A Wandering Journal"の詳細が明らかに!

sabre.jpg

夏ぐらいから噂のあったSabreのデビュー・アルバム。どんなアルバムとなったのか、Knowledgeのインタビューで熱く語っています!詳しくは以下の通り。

-- 2010.2.14 追記 --
A Wandering Journal PREVIEW


-- 2010.2.3 追記 --
トラックリストが明らかとなりました!またアルバムタイトルも"A Wandering Journal"に決定!
リリースは3/29です。

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CD 1
01. Day One
02. The Intrepid
03. Quarters - featuring. Noisia & Icicle
04. Day Four
05. A Wandering Journal
06. Escapade
07. Follow Polaris
08. Day Eight
09. Peril
10. Ash
11. Marvel
12. Levelling Out Pt.1 (featuring Maxwell Golden)
13. Have it Your Way (featuring Alix Perez)
14. Day Fourteen
15. Havens Verge

CD 2
01. Peril [Club Mix]
02. Marvel [Club Mix]
03. Quarters - featuring. Noisia & Icicle [Club Mix]
04. The Intrepid [Club Mix]
05. Javelin (featuring Alix Perez)
06. A Wandering Journal [Rockwells' Club Mix]
07. Curious
08. Levelling Out Pt.2
09. Follow Polaris [Club Mix]
10. Have it Your Way [Club Mix]
11. Barefoot [VIP Mix]

Sabre - "Marvel" - [A Wandering Journal LP preview / CRIT04] by sabre

Knowledge > Sabre Reveals His Album Plans
今年のSabreは、Metalheadzに、TeeBeeとKのレーベルSubtitles Music、今回のアルバムをリリースすることになったCritical Recordings、その他にもいくつかのレーベルを含め、多くのリリースがありました。さらについ最近も、Darkestral Recordingsからシングルをリリース。Darkestral Recordingsといえば、dBridgeのレーベルExitから発売されたアルバム"Live For Never"が非常に高い評価を受けているConsequenceのリリースも控えたレーベルです!
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というわけで確実に積み上げてきたキャリアが実を結び、ついにデビュー・アルバムのリリースとなります。タイトルは"A Wandering Journal"。他のアーティスト同様に、Sabreもアルバムにストーリー性をもたせようとしていますが、それを旅に例えており、このタイトルは「音楽旅日記」というニュアンスのようです。(KRUSTや、Frictionも旅に例えていましたね。)アルバム制作の過程で生まれた素晴らしいサウンドを、余すことなく、あたかも旅の記録を綴るように仕上げたようです!

またシングルは、どうしてもその限られたチャンスをいかすことと、他のDJの信用を落とさないことに、気を使わざるを得ないようですが、アルバムはそのことから開放され、より実験的で、新しいことに挑戦できると言っています。かなりの意気込みが感じられますね!いくつかのレーベルから打診があったにも関わらずCritical Recordingsを選んだ理由も、この挑戦に対して自由にやらせてくれたことが大きかったようです。安心してアルバム制作に取り掛かれたと語っています。
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では実験的な挑戦って何をしたの?ってことですが、それは映画に音楽をつけていくようなアプローチだったようです。どういうことかというと、自ら写真をとったり、アニメーションや、映像をつくりながらストーリーを構築し、それに曲を合わせていくことで「multimedia project」であるとも語っています。最近は、さらに映像制作のスキルを磨いており、アルバムリリースのツアーでは、ビジュアル的に凝った演出を考えているようです!

気になる中身ですが、これまでのイメージを壊すようなビートのない曲もあり、ファンの期待を裏切ってしまうかもしれなとしながらも、影響を受けてきた音楽の要素が詰まっており、間違いなくSabreのサウンドになっているとのことです。ここでちょっとこちらをお聴きください。



これは前述したDarkestral Recordingsからリリースされた'One Man Jettison'という曲ですが、既にこうしたアンビエント調の曲をつくっています。また他の参加アーティストとしてNoisia、Icicle、Alix Perezの名前が上がっており、Noisia、Icicleとくればこちらの曲ですね。



この曲が収録されるのかまだわかりませんが、期待が膨らみます。その他、Rockwell、Ulterior Motiveとの曲や、Maxwell Goldenというラッパーをフィーチャーした'Levelling Out'という曲が含まれるようです。

まだトラックリストは明らかになっていませんが、Sabreは聴いた人の想像力を刺激し、言葉にできないような何か特別な変化をもたらすようなアルバムにしたいとも語っていますので、どんなものになるのか非常に楽しみです。リリースは、順調にいけば来年2月を予定しています!



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[ 2009/12/17 23:00 ] Drum & Bass | TB(1) | CM(0)

今更ながらThe Upbeatsのアルバム"Big Skeleton"が素晴らしい件

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今年もいよいよ1ヶ月をきりましたよ!ということで、引き続きたまっているアルバムをゆっくりと聴いているのですが、The Upbeatsのニュー・アルバム"Big Skeleton"が恐ろしい程ワクワクさせる内容となっています!今回のアルバムには日本からCARDZ氏も参加しており、The Upbeatsって誰!?って方にも「まず聴いてみてくれ」とお勧めしたい1枚です。詳しくは以下の通り。

The Upbeatsって誰よ!?

ということで、いくつかのインタビューを横断して情報収集してきました。The Upbeatsは、ニュージーランド出身のJeremy GlennとDylan Jonesによるデュオです。もともとDylanはドラムンベースに興味がなかったとのことですが、音楽フリークだったJeremyに連れられてイベントに行くようになったようです。その後Jeremyがネルソンに移ってしまってからも、お互いに連絡を取り、曲作りも続けていたようです。2000年ごろに、DylanのいるウエリントンにJeremyが戻ってくると、改めて活動を始めました。ところでThe Upbeatsというユニット名ですが、1976年にLee "Scratch" Perryが"Super Ape"をリリースした際の名義である、The Upsettersをもじって付けたようです!

2004年になるとニュージーランドのLOOP Recordingsからデビュー・アルバム"The Upbeats"をリリース。2006年にはBad Companyが主宰するBC Presentsからリリースされたコンピレーション・アルバム" Bad Taste - Volume 2"に参加。この頃、既にFreshはBad Companyを離れてしまっています。さらにdBridgeも脱退してしまった(正確には自然と距離ができていったという感じのようですが)Bad Companyが主宰するBad Taste Recordingsからセカンド・アルバム"Nobodys Out There"を2008年にリリースしました。MaldiniとVegasの二人になってしまったBad Companyに頼られた!?というのは、深読みしすぎでしょうか。

というわけでニュージーランドを飛び出し、ワールドリリースとなったセカンド・アルバムですが、完成後、次のことが考えられないくらい燃え尽きたとKnowledgeのインタビューに語っています。そこでビーチの近くに家を借り、朝はサーフィン、午後は曲作りという生活をしばらく続けていたようで、やっぱりニュージーランドのお国柄なんでしょうか、その時にできた3曲から今回のアルバムへ進むことができたようです。

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アルバムタイトル"Big Skeleton"は、彼らの友達からブラジルのゲットーの話を聞いてインスパイアされたとのこと。ブラジルはリオデジャネイロのファベーラとよばれるスラム街では、元警察官よって組織された「Caveraos」と呼ばれる新興ギャングがいるようで、物騒なことだけではなく、晴れた日にはナイキのスニーカーや電話のケーブルを配ったりもするようです。詳しくは書かれいないので、どんな話を聞いたのかわかりませんが、こんな感じのちょっと冗談も通じなそうな武装集団のようです。

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というわけでThe Upbeatsを代表する真のサウンドにしたかったという中身をみていきましょう。まずは3曲目の同郷であるニュージーランド出身のドラムンベース・アーティストであるState of Mindとコラボした'Planet Earth'です。



この曲はセカンド・アルバムですべてに嫌になったと語ってから初めてシングルカットされました。インタビューでもState of Mindとの共同作業が充実していたといっていますが、オークランドのスタジオでセッションしていたとのことで、やっぱりサーフィンしながら曲作りを進めていたのかもしれませんね!この曲はアルバムの中でも重要な曲となっており、このころから既にアルバムのコンセプトが練られていたのではないかと想像してしまいます。

続いては、7曲目のLYNXとの来日も記憶に新しいKEMOをフィーチャーした'Carousel'です。



初期の曲から好きだったとのことで、かねてからKEMOとの曲を作りを望んでいたようです。ゆったりとしたビートに、KEMOのけだるい声がはまって、一度聴いたら忘れられない曲です。

続いてDubstepの'Macabre'を聴いてみてください。



この曲はCrushingtonというアーティストをフィーチャーしていますが、まったく謎の人物となっています。Crushingtonとはニュージーランドの地名でもあるので、クラッシントン出身のアーティストなのかもしれません。骨の髄まで響くベース音がたまりませんね!

さらに今回のアルバムで唯一の女性ボーカルJess Chambersをフィーチャーした'Through the Night'もどうぞ!



Jess Chambersもニュージーランド出身のアーティストとのことで、フォーク・シンガーのようですね。アルバムの最後を飾るこの曲はYouTubeにあるように空が白みかけて朝が始まる瞬間を切り出したような素晴らしい曲となっています。

そして最後にアルバムタイトルでもある、1曲目の'Big Skeleton'をチェックしてみてください。



まさに彼らを代表する曲となっており、緊張感と不穏な空気が漂うイントロから、切りつけるようなゆがんだサウンドが、めちゃくちゃかっこいいです。

以前こちらでSub Focusのアルバムをお勧めしました。Sub Focusの曲はよくもわるくも洗練されすぎていますが、The Upbeatsのサウンドにはドラムンベースのもつアンダーグランドな部分が残されており、どこか不安な気分にさせる荒削りさは、かえって未来を感じさせます。間違いなく今年の目玉となる1枚ですので、聴き逃しのないようお気をつけください!



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[ 2009/12/13 22:00 ] Drum & Bass | TB(0) | CM(1)

Chase & Statusがついにレーベルをスタート!さっそくNeroが契約しました!

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ドラムンベースだけでなく、Dubstep、Houseプローデューサーとして、他の若手アーティストから一歩抜きんでた感のあるChase & Status。初となる自分たちのレーベル「MTA」を立ち上げました。レーベル名は…そう、彼らのファーストアルバム"More Than Alot"の頭文字からきています!さらに以前こちらでお伝えしていたドラムン界のトキワ荘的スタジオの住人であるNeroが、早くもMTAにサイン!詳しくは以下の通り。
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Knowledge > Chase & Status Launch MTA
Knowledge > Nero Sign To Chase & Status' New Label

最近のChase & Statusは、マイケル・ケイン版「狼よさらば」と期待される骨太映画「ハリー・ブラウン」で主題歌を担当するなどますます活動の場を広げています。そんな中、常に目標としてきたというレーベルの立ち上げを果たしました。レーベルコンセプトは、シーンに根ざしたエッジのある音楽を、ジャンルにこだわらず発信し続けるということでちょっと抽象的ですが、Neroのインタビューの方にもう少し具体的なことがありました。NeroがMTAを選んだ理由として、Chase & Statusはアンダーグランドからもメインストリートからも刺激を受け、ジャンルは気にせず「いい音楽」をつくることを目標にしているからとのこと。レーベルイメージがジャンルと結びつくこと自体に消極的なようです。これまでのChase & Statusがリリースしてきた曲や活動を考えると当然といえば当然かもしれないですね。ジャンルを問わず優れたアーティストをサポートしていくレーベルということでしょう。
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では具体的にどんなアーティスト?ってことで、既にファーストシングルがリリースされています。Cotti ft. Doctorの'Rise The Temperature'と501の'Insanity'です。チェックされていない方は、こちらを聴いてみて下さい。





Cotti ft. Doctorといえば、Dubstep好きの方であればよくご存知ですかね!?'Calm Down'などで知られていると思います。一方、501は情報がなくフィンランド出身ということしかわかりません。My Spaceでも自分のアーティスト名より、今回のリリース告知をしています。

またNeroは、既にアルバムの準備に取り掛かっているようで、現在はアルバムの曲と曲のつながりにストーリーを持たせることに集中しているとのこと。締め切りを決めずに制作しているみたいですが、順調に進んでいるようです。またアルバムには彼らの曲'This Way'でボーカルを務めていたAlanaも参加しています。Chase & Statusもかなり期待している内容は、前述の通りジャンルにこだわらず、ドラムンベース、Dubstep、Houseを織り交ぜたものになっているようです。ジャンルの異なる曲を、どうつなげているのか非常に楽しみですね!
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MTAは、さらにSam WireやRedlightのリリースを予定しており、Chase & Statusもセカンド・アルバムを準備中とのことです。トキワ荘の住人のひとりであるShy FXも最近のつぶやきで

we're all in the studio tonight @chaseandstatus, @subfocusmusic, @nerouk

ってことで、今後の展開も非常に楽しみです!

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[ 2009/12/04 20:23 ] Drum & Bass | TB(1) | CM(0)

サンプリング時代到来!これがサンプリングだ!

というわけで昨日お伝えしていた通り、Knowledgeにて特集されていたサンプリング関係の記事を横断して紹介したいと思います。サンプリングの歴史から、代表的なサンプリングなどなかなか勉強になりました。詳しくは以下の通り。

http://www.kmag.co.uk/editorial/features/863

まずこちらでサンプリングの歴史が紹介されています。前提としてサンプリングとは何かですが、過去の曲や音源の一部を取り出し、再構築することで新しいサウンドを生み出す作曲方法ですね。Wikipediaでよくまとまっています。Knowledgeによればサンプリングは、曲の重要な一部分を見つけ出すことから文学的センスと、それを分解し組み直すため科学的な研究・分析に近いアプローチが要求されるとしています。アーティストであることはもちろん、エンジニアとしての技術、感覚が必要ということでしょうか。
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今でこそサンプリングといえばソフトウェアのことですが、それまではAkaiやE-MUに代表されるハードウェア・サンプラーが主流でした。RAM RecordsはいまだにE-MUをスタジオに置いており、初期のアンセムである'No Reality'(1998)'Titan'(2000)でも使われていたようです。その後2002年になって、ソフトウェア・サンプラーによって作られた曲が登場。UKシングルチャートでトップ10入りも果たした名曲Shy FX & T-Powerの'Shake Ur Body'です。(2001年にリリースされているようなので、記事が正しければ2002年にリリースされているバージョンがソフトウェア・サンプラーで作られたもの!?)

確かに個人的な感覚としても2002年ぐらいから飛躍的にサウンドが向上しているというか、かっこよくなっていく気がします。ソフトウェアとして普及したことが大きかったんですね。まず最初にソフトウェアとして有名になったのが、LogicのEXS24ということでJohn Bも好んで使っていたようです。ライバルとしてはスタインバーグのHALionがあったようですね。現在ではLogic Pro 9や、Ableton Liveのユーザーが増えているとのこと。twitterのTLをみているとLogicを使っているアーティストが多そうですね。

とかなりざっくりまとめましたが、サンプラーが進化してきたことでサンプリングは身近になり、高品質な音楽を制作することが可能になってきたということですね。そこで、同じクオリティのサンプラーを使っているのに、いいサンプリングってなんなの!?ということでこちらです。

http://www.kmag.co.uk/editorial/features/941


いいサンプリングとは何か?その問いを探るため、さらにいくつかの問いを重ねています。何度も何度も聴きたいと思うような音楽とは何か?それは音楽自体のクオリティなのか?それとも惹きつけるような何か別のものがあるのだろうか?いくつかの具体例をもってこれらの問いに挑戦しています。

例えばJames Brownはジャンルを問わず非常に多くのアーティストからサンプリングされています。こちらに海外のサイトですがJBのサンプリングまとめサイトがあります。本当にすごい数ですね。これだけサンプリングされている理由として、ひとつは音源が非常に手に入りやすいからだとしながらも、さらに踏み込んで、おそらくJBの声に多くのプロデューサーが魅せられているからだろうとしています。エモーショナルなJBの歌声がもたらす、まるで魔法を使ったかのようなサウンドを、サンプリングによって呼び起こしたいのではないかと。
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また、こちらでは最もサンプリングされたアルバムとしてジェフ・ウェインの"宇宙戦争"を紹介しています。

http://www.kmag.co.uk/editorial/features/war-of-the-worlds-uprooted?searched=Another+Planet&advsearch=oneword&highlight=ajaxSearch_highlight+ajaxSearch_highlight1+ajaxSearch_highlight2


このアルバムは先行してミュージカルがあったわけではありませんが、ミュージカル仕立てのアルバムとしてH・G・ウェルズの宇宙戦争に挑戦した超大作で、世界中で1300万枚売り上げました。Pendulumの'Another Planet'(2004)をはじめ、Logisticsの'Thunderchild'(2005)'Summer Sun'(2005)などでサンプリングされているようです。またGoldieもアルバム"Timeless"の制作で影響を受けたとのこと。

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その他、映画も多くのアーティストによってサンプリングされています。DJ FrictionとNu Balanceがまさにロボコップからサンプリングした'Robocop'(2004)や、「マトリックス」からサンプリングしたHiveの'Neo'(2003)やMampi Swiftの'Zion'(2004)があげられています。
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そして最後にAmenについて。ドラムンベース、ジャングルにおいて最も偉大かつ有名なこのビートは、サンプリングされ続けています。こちらの「Video explains the world's most important 6-sec drum loop」をご存知ない方はチェックしてみてください。こんな動画があったのを初めて知りましたが素晴らしいですね!
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というわけでJB、ジェフ・ウェインの"宇宙戦争"、映画、Amenという例をあげてきたわけですが、なぜ多くのアーティストはこれらを好んでサンプリングしているかということですね。そこでこう結んでいます。サンプリングの目指すべき到達点は、元とする音楽のバイヴや世界観、そして歴史を自分のサウンドに取り込み昇華させることだろうと。音自体のクオリティもさることながら、曲の断片からその音が持っている「何か」を見つけ、それを自分なりに表現するということでしょうか。そんなことわかってるよ!見つけるのが大変なんだろ!という声が聞こえてきそうですが、サンプリングという音楽の可能性を広げた表現技法によって、これからも素晴らしいサウンドが生まれてくることを期待しています!
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[ 2009/12/02 01:17 ] Drum & Bass | TB(0) | CM(0)

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